Home > 金堀重機ブログ > 社員研修 , 安全技術 > VR体験合同研修を行いました【会和工務店さん合同、アクティオさん協力】
今年も4月に、会和工務店さんと合同新人研修を開催しました。
その流れに乗って、去る5月の半ばに、新しい安全教育であるVR体験をアクティオさんのご協力により実施することができました。
VRゴーグルを装着することで、機械や現場を必要とせず、リアルな環境を再現することができます。そして、危険な事象を体験することが出来ます。
今回は、高所作業車の転倒災害や、バックホウによる挟まれ事故等を体感しました。
私たちは、業界団体やゼネコンさんから、豊富な事故事例を共有していただき、
日々、それを自分事として、受けとめて、同じ失敗をしないように、学んでいます。
まさに「賢者は歴史に學び、愚者は経験に學ぶ」を合言葉に。
東北支店、会津営業所よりたくさんのスタッフさんにお越しくださいました。
ただし、経験に學ぶに勝ることがないのも事実。
だからこそ、小さな失敗を繰り返しながら、
ちょっとした痛みを伴いながら、大きな失敗をしないように努めています。
ヒヤリハット、小さな失敗を受けて、いかに大けがをする前に、対策を打つかですが、
VRを使えば、大きな失敗をより自分事に捉えることが出来そうです。
これからの安全教育、危険予知教育の重要な要素となっていきそうですね。
新人教育ということで、来ていただきましたが、
仕事の合間に、ベテラン勢や、事務所のメンバーも体感しました。
リアルな現場経験がある方が、体感しやすかったのか、
ベテラン勢の方が、その場で倒れこんだりと、とてもよいリアクションでした。
こちらが、最新のVR機器です。どんどん進化し、とてもリアルな映像を体感できました。
新人もゴーグル装着して、体感します。
現実には何も起きていないのに、視覚に引かれてついつい倒れこんでしまうのは、
ベテラン勢ほど、リアルな現場感覚、恐怖感、危険認知ができているからでしょうか。
体感している人の映像をプロジェクターで共有して、皆で分析し合いました。
なぜ転倒してしまったかなどの事故原因の共有もレクチャーしていただき、短時間でとても為になりました。
これを機に、より一層の安全作業に努めて参ります。
アクティオさん、会和工務店さん、ありがとうございました!