福島民報さんの「民報サロン」に、弊社代表の春田一真の記事を掲載していただいています。
先日、第4回目(全6回)が記事になりましたのでお知らせします。(福島民報社 転載許諾済)
今回は、「圧送車が紡ぐ国際交流」です。私たち金堀重機と中国にある中聯重科(ズームライオン)社は、2013年に日本国内で、双方の出資による合弁会社を立ち上げました。さらに遡ること東日本大震災の前にご縁をいただき、もう10年超にわたり、良好な関係で事業を継続することができました。そもそもの経緯は、偶然の出来事でした。
一台の圧送車(コンクリートポンプ車)を求め前会長の宮澤洋一と弊社取締役の山田で訪中。現地で製品、会社、そして人を見て、購入を決断したことが全てのきっかけです。些細なことではあれど、大きな決断をしたとも感じます。そして、ここに道を切り拓く大きな示唆があると考えています。
10年以上事業を継続してきて、うまくいったこともそうでないこともあります。売上高は1兆円を超え、建設機械のグローバル販売ランキングでトップ10に3年連続して入り続け、深圳・香港で上場している巨大企業です。福島県会津若松市の中小企業である私たちと合弁事業を継続できている「奇蹟」は、互いに縁を大切にしているからに他なりません。
記事中にもあるように、会社設立して事業を行い、一つ世界が変わったという点で、実現できたことがあります。私たちの影響であるかどうかに関らず、一つ世界が変わったことに意味があり、まずは役目を果たしたと考えています。だからこそ、これからはこのご縁に感謝し、自らの新たな役割に徹し、パートナーに貢献し、結果として、お客様や業界の発展に貢献できるよう努めて参ります。