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【御礼】令和6年 年頭ごあいさつの掲載(福島建設工業新聞様)
2024年1月10日 - クレーン

遅ればせながら、福島建設工業新聞様の年始紙面に、各業界団体の年頭あいさつが掲載されています。今年も、全国クレーン建設業協会の福島支部長として、弊社代表の春田の挨拶も掲載していただきました。
取り上げていただき、誠にありがとうございました。
 感謝とともに、ここに全文を転載させていただきます。
 いよいよ目前に迫る2024年問題への対応が、根本的解決に至っておらず、力不足を感じ、情けない限りですが、本年も業界発展の為、協会の活動に、少しでも貢献できるよう尽力してまいります。ご指導、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
掲載、ありがとうございました。
―以下、掲載済の全文。
働く環境整備が急務
全国クレーン建設業協会 福島支部長 春田一真
 私達、建設楊重業界は、長年の慣習から重機回送時間を踏まえれば、新たな「働き方改革規制」に対応することができない会社がほとんどです。能動的な時間短縮による生産性向上が実現しがたい慣習に加え、「時間外労働規制」に反する既存の要請である「特殊車両通行許可の夜間走行」の矛盾が未解決です。
 当支部でも、話し合いやアンケートを通して各社の実態を明らかにし、全国組織を通じて国やお客様の団体へ要望として伝えてきました。来る4月の新制度適用を目前に、未だ明確な解決策が得られず不安が残ります。
 私たちの本分は、お客様の期待と要望に応え、社会資本整備の担い手として、誇り高き使命を果たすことにあります。ベテランの技術を若手に繋ぎ、なくてはならない産業として維持し、社会の期待に応えるためには、何よりも働く人が大切です。高い有効求人倍率が示す通り、担い手不足も未解決問題です。働き甲斐を実感し幸せに働ける魅力ある業種である為に、経営努力を超えたあらゆる環境整備が急務です。
 また、燃料・資材、建設機械の価格の高止まりも同様です。加えて、燃料価格の課税制度にも違和感があり、コストに見合う作業料金の確保を目指す為、このような足枷となる仕組みの解消に向けた提言に努め、経営の安定と業界の地位向上を目指します。
 大震災から13年。復旧復興で果たした役割を誇りに、会員企業の益々の発展と各社従業員のご多幸を祈念し、年頭挨拶とします。

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