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県立喜多方桐桜高校さんで出前授業を行いました!
2019年9月19日 - お知らせ 採用情報 生コン圧送

先日、県立喜多方桐桜高校の3年生の生徒さんに向けて企業連携実習の出前講座を行ってまいりました。生コン圧送に関する部分を弊社にて、打設・打込全般について会和工務店さんにて、それぞれ分担して指導にあたりました。

この授業は、県立喜多方桐桜高校さんの創立10周年を記念した生徒さんが携わって校内の中庭に「憩いの広場」を整備する企画の一部です。当日は、中庭にできるパーゴラ(日陰棚)の支柱の基礎を施工する実習でした。この日、コンクリート打設を行う前にすでに組みあがっている鉄筋・型枠は2年生が事前に行った別の企業連携実習で施工してくれたものです。学年を超えて皆で協力して一つのものを施工して学ぶという素晴らしい取組のサポート機会をいただけたことを大変光栄に思います。ありがとうございました。

屋外作業に入る前に、簡単にコンクリートとは何か?や、打設の流れや注意点をお伝えする時間をいただきました。その他にも、各社の事業内容や、建設業の役割や意義についても簡単にお話しさせていただきました。また、工業系の高校で実務を学ぶ時間はとても尊いものです。できれば一人でも多くの生徒さんが、地元の建設業界の門をたたいてくれることを期待していることも話しましたが、別の業界へ行くことを決めていたり、進学することを決めている生徒さんもたくさんいることを前提に、この時間この場所で学んだことを大切にして、自信にかえて社会に出てからも活躍していただきたいとの想いをお伝えしました。

せっかくいただいたご縁なので、今後とも継続した取組ができるようにして参ります。

あいにくの空模様でしたが、雨カッパを着て圧送車の前に集合です。

圧送車に生コンを通す前の先行材投入の様子を見せています。

先行材とは、輸送管で閉塞させないための潤滑剤です。

打設する生コンではないので、生コンに切り替わる様子を見ていただくため、特殊先行材モレステを使いました。

中庭全体の状況です。雨の為、各所養生してあります。

3年生38名が参加。全部で8か所を打設するので、

4~5人のパーティに分れて役割分担して打設します。

先端ホースを支えるのは喜多方桐桜高校卒の湯上くん(弊社入社1年目)。

恩師や後輩達の前で格好いいところを見せることはできたかな?

あいにくの天気と現場の状況や人数を考慮して、先端ホースを支えるスポーター(先持ち)の役割は体験できませんでしたが、圧送オペレーターとして生コンの圧送、バイブレーターや叩きによる締固め、コテを使った表面均しや、清掃、片付けと一連のコンクリート打設の工程を体験できました。弊社からのお手伝いはこの日限りでしたが、この後の脱型と仕上がりの確認は引き続き会和工務店さんとの連携実習が続くとのことです。

改めて、貴重な機会をいただきありがとうございました。ここで学んだ生徒の皆さんが、将来様々な場所で活躍してくれることを心から祈念しています。そして、素敵な中庭ができることを期待しています。

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