2月のテーマは、「積善の家に余慶あり」という易経にある言葉。そして、3月のテーマは、「一心万変に応ず」という安岡正篤氏の著書の中からの言葉。
いずれも天が与えし試練をいかに受け止めるかという話で繋がっているように感じます。
「積善の家に余慶あり」については、積不善も同じで、過去に積み重ねられてきた縦糸の流れに抗うことは難しいもの。それでも、すべてを丸抱えして受け入れていく覚悟をもったならば、道は拓けることを教えてくれているように思います。
「一心万変に応ず」についても、様々な試練はそもそも耐えうるにものにこそ、降りかかってくるというもの。「窮達は命なり 吉凶は人に由る」という言葉があるように、困難が与えられることは、運命と受け止め、そのうえで、いかにへこたれずに腰に帯して立ち上がっていくのかについて、考えさせられます。
松下幸之助氏のいうように「心を開けば宇宙大に広がる」と信じて、心を通わせ合い、共に助け合えるチームづくりを一歩ずつ進めていきます。
