Home > 金堀重機ブログ > 金堀重機ブログ , コラム , その他 > ポンプ車の塗装~第二章 研磨、シリコンオフ、プラサフ~

こんにちは。金堀重機の斎藤です♪
本日は、ポンプ車の塗装第二回目をお送りします!
前回は研磨をしやすくするために、各部品を取り外しました。
研磨では古い塗料をやすりでこすって取って行きます♪ それだけでなく、古い塗料の下に隠れていたサビや腐蝕を見つけるという目的もあります。見つけたサビや腐食は、さらなる侵食を防ぐために除去しなければなりません。

研磨前のキャビン。つるつるしています。

近づいてみると光沢がよく分かりますね!
研磨に使うエアー駆動のサンドペーパー(やすり)。
丸と四角があります。研磨する場所によって使い分けます。
丸いのがダブルアクションサンダー、四角いのはオービタルサンダーといいます。ダブルアクションサンダーは中心部から前後・側方に回転軸が動き、円滑な二十回転をするのが特徴です。オービタルサンダーは「仕上げサンダー」とも呼ばれ、繊細さが求められる場面で重宝されます。

サンドペーパーは両面テープまたはマジックテープで取り付けます。こちらはマジックテープでくっつけるタイプ。

研磨途中の車体。古い塗料が顔を出しました。レモンイエローだったんですね♪
まだ研磨をしていない細かい部分(ブームの下面や配管サポートの溶接まわりなど)は、光りが当たってつやつやしているのが分かるでしょうか。
サンドペーパーも目の粗さによってさまざまで、一回目の研磨では80~240番のものを使います。数字が大きくなるほど目が細かくなり、なめらかな仕上がりになります。ちなみに、仕上げの研磨(足付)では400~1000番のものを使うんですって♪
研磨が終ったら、次はシリコンオフ→ウレタンプラサフと作業して行きます。

左:シリコンオフ 右:プラサフ
シリコンオフは別名「脱脂剤」と呼ばれ、塗装の前処理に用います。車体に付いた油分を落として塗料の密着性を高める役割があります。
車体にシリコンオフを吹き付け、乾かないうちに柔らかい布で一方向に拭き取ります。有機溶剤のため、換気しながら作業を進めます。

シリコンオフが終わったら、下地塗料のプラサフを塗っていきます。グレーの部分がプラサフです。

研磨後プラサフ塗装後のブーム。マットな感じになりました。
プラサフ(ウレタンプラサフとも)はプライマーサーフェーサーの略で、プライマーとサフェーサー両方の機能を兼ね備えているウレタン樹脂を主成分とする下地塗料です。プライマーは下地への付着性を高める役割、サフェーサーは塗装面の調整や傷埋めが主な役割で、プラサフにはこれら二つの効果があります。
使用するときは専用のシンナーで希釈し、スプレーガンで塗装します。塗装をするときは防護服を着て、専用のマスクを装着し、完全装備で行います。それでも長時間作業をしていると、シンナー臭で頭がくらくらするほどです。

ブームの位置を塗りやすいように動かしながら、細部まで丁寧に塗っていきます。

コンクリートポンプ車は大きいからとてもたいへんです!