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こんにちは。金堀重機の斎藤です♪
6月に入りました。いたるところで、いろいろな花が咲いています。
なかでもひときわ目を引くのは大輪の薔薇でしょうか。
会社の薔薇。3年ほど前、定年退職された社員さんが植えてくださったそうです。
弊社社員の奥様(薔薇栽培の名人!)が剪定してくださり、
今年はたくさんの花を咲かせました🌹
母の実家が会津、父が神奈川で横浜育ちの私は、薔薇といえば横浜市の花というイメージです。(会津若松市の花はタチアオイですよね♪)
小学生の遠足では山手の港の見える丘公園へ行くのですが、薔薇の花がたくさん咲いていたので、ちょうど今ごろだったのでしょう。
高島屋の紙袋にも薔薇の花が描かれていますよね。
高島屋は横浜発祥のデパートですが、創業した飯田新七という人は、近江商人なんですよね。
飯田新七は福井の生まれですが、勤勉実直な人柄を見込まれ、近江商人である飯田家に婿入りしました。
近江商人といえば、「三方よし」という考えのもと、商売をしていたことで有名です。
「三方よし」というのは、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」といって、売る側・買う側・世の中の三方が満足している状態のことです。
質に見合わない高値をつけてお客さんが損をするのではダメ。また、薄利多売主義でお店が赤字になるのもダメ。
悪いものを売り広めても世間のためにはならない。商いを通して地域社会(世の中)に貢献するべきという考えです。
三方よしの考えは、フェアトレードの精神にも通じると思います。
フェアトレードの根幹となっているのは、安心で安全な商品が手に入る・環境にやさしい・開発途上国の生産者が正当な価格での取引をできる仕組みなどです。
昔からフェアトレードを実践している企業として有名なのが、THE BODY SHOP です。
たとえば、ザ ボディショップのコスメに使われているアロエは無農薬のものをメキシコから仕入れ、安価な人件費相場にとらわれず、現地の人々の労力に見合った報酬を支払っています。
最近ではフェアトレードのチョコレートやコーヒー、バナナなどをスーパーで目にする機会も増え、身近になって来ました。
ここで思い出したのがWin-Win (ウィン ウィン)という言葉。もとは経営学用語で、取引の際に双方にメリットがある形態をいうそうです。
利益を分かち合うための妥協点を探すのではなく、全員の利益をいかに大きくするかに焦点を当て、試行錯誤していくのです。
人付き合い、友人関係、会社と社員 etc…
どちらか一方が我慢を強いられたり、対等に意見の言い合えるフェアな関係じゃないと、最初は良くても、そのうち疲れてしまいますよね。
簡単なようで、じつはとてもむずかしい。
バランスをたいせつにしながら、生きていきたいなと思う今日このごろです。
こぼれそうなほどの薔薇。
日本家屋と薔薇の組み合わせ。なかなかおしゃれ。
こちらはキンセンカ。別名カレンデュラともいうハーブです。
紫蘭と書いて「シラン」。
桐の花。近づくと甘い香りがします。
最近ハマっているミントティー🍃
寝る前に飲むと寝つきがよくなるそうです。