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梅花和雪香
2025年1月20日 - 金堀重機ブログ その他

おはようございます。

金堀重機の斎藤です♪

しばらく寒さが緩むみたいですね。

冬来たりなば春遠からじ。意外と春はすぐそこ、かもしれません。

 

先日は二十四節気の大寒でした。こよみは陰暦を基準としているので、

太陽暦の現代の気候にはあてはまらないこともあります。

会津では年賀状に初春と書くのにすこし違和感を感じつつも、

暖かい地域では、もうそろそろ早咲きの梅が咲きはじめるころでしょうか。

さて、今日のタイトルは「梅花和雪香」。漢字ばかりでわかりにくいですが、

「梅花 雪に和して香し(ばいか ゆきにわしてかんばし)」とよみます。

じつはこれ、禅語なんですよね。

お寺やお茶の席などで、掛け軸に筆で書かれているのを想像してみてください。

かっこいいでしょ?笑

 

梅の花は、厳しい寒さのなかで花を咲かせます。

香りも良くて、とても清らかな感じがします。

学生のころ、バイト帰りに自転車を走らせていて、

梅の花の香りに気づいたことがあります。

夜道でしたので、花の姿は見えなかったけれど、

(あ、梅の花の香りがする。いつのまにか、春なんだな)と感じました。

秋に咲くキンモクセイも、風にのってどこからともなく香りがしてきて、

近くでキンモクセイが咲いているんだな~と感じた経験、あると思います。

 

話しをもどすと、「梅花和雪香」という禅語は、

雪の重みに耐えて咲く梅の花に人間の在り方を重ね、

人間も困難を乗り越えてこそ花ひらく、という意味です。

そして、その澄んだ香のごとく、

試練を乗り越えるひとの姿というものは、

周囲のひとたちにも伝わって良い影響をあたえる、とも捉えられます。

 

話し変わって、今朝はものすごい靄(もや)でしたね。

いつもだと、あぜ道の先に見える会社の建物や、

空まで伸びるクローラクレーンのブームが、今朝はまったく見えませんでした。

今朝のようす

いつものようす

 

見えなくても、そこにある。

梅の花のように在りたいと思います。

 

人生忍辱(にんにく)増し増しで。

たまたま見かけたお寺の標語です。

苦労は買ってでもしろと、亡くなった祖母もよく言っていました。

会社のパンフレットを眺めていたら、こんなことばをみつけました。

—困難に立ち向かうことが快感—

お客さまから難しいかもといわれた現場での仕事を完成させたとき、

困難に挑んで乗り越えられたときのよろこび。

苦しいときでも、きれいな花がひらくことを信じて……!

週のまんなか水曜日、今日も元気にいきましょう!

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