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こんにちは。金堀重機の斎藤です。
昨日で東日本大震災から14年が経ちました。
先日テレビをつけたら「あぶくまロマンチック街道~故郷と原発事故の13年~」という番組をやっていました。
原発事故の前年、福島県の東部、阿武隈山地をつらぬく「あぶくまロマンチック街道」を舞台にひらかれた写真コンテスト。
当時集まった写真は130点。写真にうつった風景を手がかりに、かつての撮影地を1年にわたり取材したドキュメンタリーでした。
私が印象的だったのは、原発事故によってとつぜんふるさとを奪われた少女の話し。
写真が撮られた季節は夏。川遊びの最中に撮られた一枚の写真には、こちらを向いてはにかむ少女の姿がありました。
当時小学生だった彼女は、放課後になると、よくこの川で友人たちと遊んでいたそうです。
月日は流れ、23歳になった彼女は、ふるさとで過ごした日々は、かけがえのないひとときだった、と話していました。
原発事故が起き、福島市に生活の拠点を移してからは、新しい生活になじめず、次第に心を閉ざしていったといいます。
ふるさとで過ごした時間。そのときは当たり前だった日常をとつぜん失ってしまった。
もう戻れない日々。記憶の水底で、きらきらときらめいて見えたことでしょう。
かつての少女は、取材陣といっしょにふるさとを訪れました。
なかにはふるさとに戻る選択をしたひとたちもいて、再会をなつかしむ様子が映っていました。
現在、彼女は社会人として忙しい毎日を送っています。
過去は変えることはできませんが、今をたくましく生きる姿に感動しました。
話しは変わります。先日、心温まる贈りものが会社に届きました。
先月、弊社社員が車がスタックしていたところにたまたま通りかかり、引き揚げのお手伝いをしたという出来事がありました。
そのときのお客さまが、Instagramで弊社をみつけて、メッセージを送ってくださいました。
さらに、心のこもったお手紙と、外国のチョコレートまで✨
遠い外国に思いを馳せながら、みんなで美味しくいただきました🍫💞
T様、すてきなお心づかいをありがとうございました🌸