Home > 金堀重機ブログ > お知らせ > 2025年(令和7年)新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
平素より私たち金堀重機のサービスをご利用いただいておりますお客様、協力会社・関係者の皆様、そして地域社会の皆様には、多大なご支援を賜り、誠にありがとうございます。
新年は、4日(土曜)から本社に集い、安全祈願祭を行い、本年の事業をスタートいたしました。令和7年も、どうぞよろしくお願いいたします。
安全祈願の様子
(また弊社では、従来より書面による年賀状の送付を廃止し、本ブログやSNSを通じたご挨拶のみに替えさせていただいております。誠に恐縮でございますが、ご理解ください。)
さて昨年は、コロナ禍という社会全体が惑わされたある種の「病」が終焉しきったものの、完全に以前に時間が巻き戻ることはなく、新しい環境に適応しなくてはいけないことを思い知ったような1年でした。また長く弊社を支えてきた大黒柱であった会長が旅立ち、不在の中で過ごした初の1年間でした。そのような状況においても、私たちは、会津の建設業界におり、お客様からお仕事をいただき、地域から必要とされながら日々を過ごすことができました。お客様や地域社会に、そして共に汗を流して働ける仲間たちに、心から感謝の氣持ちを抱くことができました。
また昨年は、4月末に第3回目となる「金堀感謝祭」を開催し、たくさんの方々に弊社にお越しいただき、楽しんでいただき、共に思い出をつくることができました。日々、職人として、いただいたお仕事に向き合いつつ、一人ひとりが自らの人間力や技術力を磨くべく、奮闘しています。結果、それぞれの「仕事哲学」が生まれ、「職人魂」が宿り、受け継がれていきます。少しでも私たちの想いを感じていただき、地域とともに、未来へ繋ぐ行為を重ねていきたいと願っています。本年も皆様に楽しんでいただけることを目指し、元氣に開催を予定しています。
昨年の第3回感謝祭での重機書道パフォーマンスの様子
ラフテレーンクレーン2台で仮橋仮設の合吊りパフォーマンス
本年も70周年スペシャル版として、第4回を開催を予定。
(ただいまの案では、4月29日(昭和の日)を第一候補に、関係者一同で調整し、固まり次第、正式に発表いたします。)
本業の仕事においては、あがり続ける物価高を痛感しながらも、いただけるお仕事に感謝して、一つずつ携わることができました。引き続き、専門工事業者として、長年培ってきた技術を発揮して、地域の皆様のお役立ちに尽くすことを本分として、役職員一丸となって、一層の経営努力を重ねてまいります。
今年の干支は「乙巳」。「乙」は、十干の2つ目。生命の循環で言えば、誕生間もなくで、窮屈にかがまっている状態。「巳」は、十二支の6番目で蛇。草木の成長が極限に達した状態。あわせた「乙巳」は、「伸び切った枝葉を糧にして、業火が起こる年。成長が極限に達し、内包するエネルギーの行き先が閉ざされたことにより、爆発するような大きな変化を引き起こす状態」という一年だと聞きます。
60年前の「乙巳」、1965年は、いざなぎ景気と呼ばれる11月から57カ月続いた好景気がスタートしたときです。さらに60年前の1905年と言えば、「ポーツマス条約」が結ばれ、前年に開戦していた日露戦争を決着させたときでした。この2つをとってもその後の大きな変化のきっかけのあった年というイメージができる気がします。
このように時代の大きな流れの転換点になりうるやしれない2025年ですが、私たちにとっては、創業よりちょうど70周年を迎える年になります。変わらずこの「激動、激変の時代」に生かされている試練に感謝し、「最善観」でもって、地域の為に、喜んで闇を照らす「一燈」となって邁進いたします。
世の為、人の為を旨とする 金堀ファミリー
こころやさしく、ちからづよく。
これが、私たちの企業理念であり、働く集団としての在りたい姿として掲げています。
地域やお客様とともに、社員一丸となって助け合う家族的集団となる。これらは簡単に実現できることではありませんが、言葉に掲げて目指すからこそ、そこに一歩ずつ近づいていくと考えています。今年1年の歩みとして、今一度、組織の目的を確認し、結束を高めるべく、以下のスローガンを掲げました。
「愛」
漢字一文字で「愛」。このスローガンは、まず他者を思いやり相手の立場に立つこと。自らの命の時間を削り、他者の為に差し出していく自己犠牲の精神を伴う行動をする。その結果、助け合う組織となっていくことを意図しています。今一度、「愛」にあふれるチームとなって、邁進していきます。
そして、その先に実現したい世界、成し遂げたいことを表現した「大義」が「あいづごころで日本を照らす 誇りある郷土を子どもたちへ」です。
「あいづごころ」とは、この地に関わらず、代々受け継がれてきた「やまとごころ」「大和魂」と同義です。それぞれの「義(世の為)」、それぞれの「仁(人の為)」があり、「誠」を尽くし、「和」して皆で働いて参ります。
私たちの仕事は、オペレーター(人)が持つ技術と信頼の提供により、「地域、社会に貢献すること」が第一であり、大切な経済活動です。その経済活動をやらせていただく土台が地域であり、地域があってこそ、私たちの仕事は成り立ってきました。何のために働いているのかと問われれば、未来の世代、つまり子どもたちのために、地域を繋ぐために他なりません。
そして、働かせていただけることへの「感謝」の思いを、直接に、間接に、様々な形で伝えていくのが私たちの社会貢献活動であり、その先に大義の実現を見ています。関連企業を始め、協力していただける多くの皆さまとともに、よりよい未来を作ってまいります。
そして、地域を愛し地域に愛される100年企業を目指して参ります。
本年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 春田一真