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只見川復旧工事風景の一部です。
只見の町もだいぶ雪がなくなってきました。
と言ってもまだ道路脇には120センチくらい雪が残っています。
2011年の水害により、道路下がえぐられています。
今回は川の擁壁つくりです。
昨日までの作業で積んだ、2tのブロック。
空洞部分に生コンを打設するのが今日の作業です。
一般的に、ホッパーと呼ばれる容れ物に生コンを入れてクレーンで持って行きます。
容量が1m3なので、ホッパーの重さと合わせてだいたい3tです。
吐出口を開いて生コンを流し込みます。
この時急に約3tがなくなるため、重さでしなっていたブームが元に戻って吊り荷が跳ね返ってきます。
それを防ぐため、オペレーターはタイミングを合わせてフックを下ろし何事もなかったかのようにします。
その辺の加減は、オペレーターの経験と感覚によります。
これが腕の良さなんですね〜!
ちなみにこれは只見の少し奥の叶津という地域。
川の両岸が道路になっていますが、雪のためまだ通行止めです。
南会津の奥は、このように5月中旬から10月末までの5ヶ月くらいしか仕事ができません。
雪国は大変なのです(>_<)