Home > 金堀重機ブログ > 生コン圧送 > 山の斜面での打設
こんにちは、今日も暑かったですね~!!
前回紹介した「山の斜面での配管」、1回目の打設です。
昨日までに繋いだ配管に圧送車を接続します。
長距離配管ですので、もちろん高圧モードでの圧送です!
モノレールのわきを配管が通っていきます!
上まで長さ200m、高低差80mです。
一昨年前の豪雨で崩壊したこの沢に砂防をいくつか設置する工事です。
今回は1番上の砂防。はるか上に人がいるのが見えるでしょうか・・・
さて、まずはモルタルを送ります。
今回は長距離配管なので、セメント量が多い1:1モルタルです。
生コンの水分が配管にとられて閉塞しないよう、配管の内側にセメントのコーティングをしていきます。
モルタルが終わったらいよいよ生コンです。
今回は生コン車1台分で打設が終わります。
上にいる筒先作業員とオペレーターは無線で連絡を取り合います。
配管を生コンが通って、上に届くまで15分くらいかかりました。
その間、配管の中で生コンが閉塞しないよう、オペレーターは圧力を調整します。
閉塞すれば配管をばらさなければなりませんから、緊張しっぱなしです。
無事に生コンが筒先から出ました!
そして配管に詰まった生コンは水で押して全てを出し切ります。
配管を圧送車から水ホースに付け替える作業に移ります。
もたもたしていると配管の中の生コンが暑さで固まって閉塞するのでスピード勝負です!
水ホースに付け替える際に生コンが出ないよう、ストッパーをします。
配管1本を介在して、水ホースをつけます。
介在する配管にはスポンジが仕込まれています。
これを水で押していくことによって、生コンが前に送られていきます。
これが水ホース。取り付け完了!
ストッパーを開けて準備ができました!
付け替え作業で5分!早かったです!
送る水は現場で用意して頂いたタンクに入っています。
これを圧送車の力でホースから水を出し、生コンを筒先まで押し上げます。
生コンの数量は少なかったですが、長距離配管で気を遣う打設でした!
次回も滞りなく打設するよう、しっかり頑張ります!
ちなみにすぐ近くで行っていた橋の工事。
うちの橋梁点検車を2台使って頂いています\(^o^)/