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【満員御礼】「残コン技術フォーラムin福島・金堀重機」大盛況でした!
2017年8月26日 - 生コン圧送

去る8/22に「残コン技術フォーラムin福島・金堀重機」は、60名を超える県内の生コン関係者にお集まりいただき、大盛況で開催することができました。お集まりいただきました皆様、ご協力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

さて、ご案内の時からの繰り返しになりますが「残コン技術フォーラム」は、いわゆる「残コン・戻りコン」と言われている、建設現場で仕方なくではあるけれど余ってしまう生コンの様々な課題について、技術で前向きに解決していきましょうという提案を行うものでした。全国各地を回り技術を紹介しており、この福島県で19回目となり、年度内に1週するという目標の4割をすでに達成されたということになります!

技術フォーラムはセミナーとデモンストレーションの2部構成となっており、

まずは弊社の2階講堂を使ってのセミナーです。

開会にあたって、弊社を代表して副社長より挨拶させていただきました。

テーブル席は60席用意しましたが見事に満員御礼。

弊社と同業の圧送業者さんは県内全域から、

生コン製造業者さんやゼネコンさんは、会津地域を中心にたくさんの方々にお越しくださり、

主催者席に加えて通路側にも席を追加させていただく程でした。

今回の技術フォーラムを主導されている長岡生コンクリート代表の宮本様(最右)を始めとした4名の熱意あふれる講師陣!

それぞれご担当の製品をご紹介いただき、質疑応答や意見交換を行いました。

各技術の解説や動画は前回のご案内の記事(http://kanehori.jp/blog/info/2638/)や、

宮本様のブログ(http://www.nr-mix.co.jp/econ/)に詳しいので、ぜひご参照ください。

さて、いよいよ外に出てデモンストレーションの開始。

まずはセットしてあるポンプ車を使ってモレステ(生コン圧送時の新型先行材)のデモを行います。

今回は攪拌機を使っていますが、すぐに出来上がりました。

セメント等を自分たちでねるのに比べて大幅な時間短縮にもなりそうですね。ポンプ車の前にはたくさんの人だかりができています!

まずは「M字」型に角度をつけた33mのブーム管にモレステで生コンを通していきます。

今回は「会津中央レミコン」様に生コンをご提供していただきました。

配合は21-18-25です。ありがとうございます!!

続いてブーム先に準備してあった配管約50mに繋ぎ直してモレステを再投入します。

4BのT字管にモレステを入れるために急遽、用途外使用されることになったカラーコーン!

弊社オペレーター陣が工夫を凝らし4インチの直管15本に8個の曲がりを各所に設置。たくさんの勾配も!

曲がりや勾配は管内圧力を損失し閉塞の恐れもあるいわば「障害物」になります。

低速で送り続けて見事に筒先で生コンと対面できました。

(通した後の「モレステ」はこの後出てくる「R2」でポンプ車ホッパ内の残コン処理時に混ぜることができます)

続いて、筒先で散らした生コンにセルドロンをふりかけていき、スコップで撹拌します。

水分が失われていく様子は本当に見事ですね!奥と手前の質感の違いがわかりますでしょうか?

このセルドロンは、紙を原料(セルロース繊維)にした粉末。

紙ということでティッシュのように水を吸って、瞬時に流動性を低下させます。

結果として、セメントの間に隙間ができ、時間が経過してもコンクリートの硬化を防ぐため、残コン処理がしやすくなります。

続いてIWAシステム。生コンミキサー車のドラム内に処理剤を投入し、撹拌して骨材に「戻す」技術。

JIS規格外の製品になりますが、その骨材を再利用した再生生コンの原料に使うことができます。

(処理剤の正式名称はRe-Con Zeroと呼び、Return Concrete Zeroを縮めたものだそうです。)

「離婚ゼロ」とかけて結婚式場からの問合せも鳴りやまないそうです。。。(嘘)

ガラガラと音をたてて回るようになったミキサー車から見事にバラバラになった骨材が落ちていきました。

ほらこの通りです!

高速撹拌で回すことで中にこびりついている生コンも一緒にもっていかれるのでドラムの中はきれいになるそうです。

とはいえ、約2分間撹拌して、バラバラと中身を出すという手間などをどのように評価するのかというところでしょう。

そこで、プラントに「残コン」プールを用意し、一日一度だけ撹拌してまとめて改質してしまうという方法も有効とのことです。

最後に再びポンプ車に戻り、今度はホッパ内の残コンを処理します。R2です。

既にブームに残った残コンはミキサー車に返していますが、生コンを生コンで圧し出すという仕組み上、

ホッパ内には「残コン」が残るのです。この後処理が圧送業者のオペにとっては大変ですし、

現場にも多くの残コンを残すことになり、迷惑をかけるのです。

IWAシステムとR2はほぼ同じような技術で、ポンプ車ホッパ内の撹拌羽根の回転や圧送装置の逆転で90秒程度練り混ぜます。

するとだんだん水分が失われていき、

ホッパの下にある排出ドレーンから砂や砂利がパラパラと出てくることになります。

ホッパや撹拌羽根の形状によって撹拌が利きにくい箇所があり、あるいは残コンの量が多い場合には、

一度改質された砂利を排出してまた再撹拌する等の手当てが必要になることもありそうですが、

うまく使えば、現場に残してくる洗い水等は相当少なくすることができます。

この注目の新技術は、10月より全圧連からリリースされます。

(ご参考:http://www.zenatsuren.com/data/index.html

ということで、残コンにまつわる新たな4技術を無事に弊社でお披露目することができました。

2時間という長時間でしたが、お付き合いくださった皆様方、本当にありがとうございました。

またデモンストレーションのためにはるばる遠くからお越しくださった主催者の皆様方にも改めて感謝いたします。

今回、このような取組を行った背景は様々ありますが、まずは、残コンという課題解決に向けて立ち上がられた主催者の方々の熱意に感銘を受けたこと。そして、日々コンクリート打設に携わり、先行材や残コンの処理で大変な現場の苦労を少しでも改善できればよいと考えたことが大きかったです。

この日集まってくださった皆様方は、ゼネコンさん、圧送業者さん、生コン製造業者さんと3者がだいたいバランスよく同じくらいの人数でした。ふと、それぞれが独立しているようにも思いますが、圧送業者は生コンを受け取って現場で施工する中心になるので、生コン製造業者さんとゼネコンさんの間に位置しているという見方もできると思います。

私たちは一専門工事業者に過ぎませんが、「間に挟まる立場」として、これからもできることを追求してまいりたいと思います。

 

最後になりましたが、当日の様子を伝える関係者のブログをご紹介しましょう!

主催者のお一人で、なんと当日誕生日にも関わらずわざわざ静岡県からいらっしゃいました「有限会社長岡生コンクリート」代表の宮本様の投稿です。

http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_147.html

※1日3本の記事を投稿することを自らに課していらっしゃる宮本さん。隙間時間の有効活用には全くの余念がなく素晴らしかったです。素敵な誕生日の思い出を持ち帰っていただけたのなら嬉しいです。

そしてもう一人の主催者で、これまた遠い遠い福井県から475kmの道のりを経て、かけつけてくださいました「有限会社川端工業」代表の中村様の投稿です。私たちの同業である生コン圧送業者さんです。(せっかく来ていただいたのでZOOMLION製のポンプ車もたくさん見ていただきました)

https://ameblo.jp/micci178504/entry-12304171512.html

※これまた毎日のようにモレステ圧送動画を更新することを目指している業界ではちょっとした話題のYouTuberです!弊社でのデモもそのラインナップに加わることができてとても光栄です。

(動画①(モレステ):https://youtu.be/MtNXxR6c5o4

(動画②(R2):https://youtu.be/97HLINpB4CQ

 

今年も全圧連統一安全技術講習会に参加しました!
2017年8月19日 - 生コン圧送 安全室

毎年恒例の「全圧連統一安全技術講習会」がお盆休み明けに行われ、弊社の圧送オペレーター達で参加してまいりました。

「福島県生コン圧送協同組合」およびその上部の全国組織である「(社)全国コンクリート圧送事業団体連合会」(全圧連)による共同主催で、年に一度、県内の同業者に所属するオペレーターが一同に会して(17社・167名!)安全や技術について学び、交流を行う貴重な機会です。

 

今年は昨年までと異なり、郡山の「ビッグパレットふくしま」での開催となりました。

誘導のお手伝いをしています。

講義会場の他に役員会用の会議室と屋外展示場もお借りしました。

おや、屋外展示場!?

今年はなんと屋外展示場をお借りし、代表各社のポンプ車を並べてみました。

そこで見学会をやってみようという初の試みで、弊社もZoomLionの33X-4Zで参加しました。

講義前の理事長挨拶。

弊社代表の宮澤が務めて3期目に入りました。

全圧連技術委員でもある弊社安全顧問の蛭子による講義。

テキストは全圧連様で作成した全国共通の統一テキストになります。

今年は、夏ならではということで、暑中コンクリートや熱中症に関するテーマで行いました。

こちらはポンプ車の展示を引き受けた代表各社による持参した機種の説明の様子です。

弊社は、オペレーターの小島とズームライオン・ジャパンでチーフサービスマンを務める佐藤が話しました。

いよいよお待ちかねの展示会です。

他社のポンプ車をじっくり見る機会はなかなかないので興味津々です。

今回展示されたのは以下の機種でした。(手前から)

DCP-X45S(エヴァダイム)、ヤマコン(大沢工業)さん

36RZX-5-150(KCP)、守山産業さん

33X-4Z(ズームライオン・ジャパン)、金堀重機

DCP-X45S(大一テクノ)、きねむち工業さん

どのポンプにも人だかりできてそれぞれに気になることを質問し合ったり、

ホッパーの中を覗いたり、リモコンを触らせてもらったりして実機を確認しました。

初めての試みにつき、運営の反省点もありますが、

オペレーター目線で実物を見るというまたとない機会だったと思います。

毎年行ってきた講習会ですが、個人的にも新しい試みをやってみることの大切さを強く実感できました。

せっかく同業者が同じ場所に集まる年に1度の貴重な機会です。今回の反省を生かして、来年も意義ある講習会を目指したいと思います。

また今年は、実物を集めるという新しい取組を行ったので、事前に報道機関各社に連絡したところ、複数のメディアでとりあげていただきました。

建設専門工事業者として、業界が抱える課題を解決していくためにも一般の方々に私たちの存在を知っていただき、少しずつ変わっていくためのいいきっかけにもなったと思います。関係者の皆様、ありがとうございました。

そして、参加者の皆様は、今回の機会を活かして、日々の業務では安全に努めるとともに、技術を磨いていきましょう!

(掲載ありがとうございました。)

KFB ふくしまスーパーJチャンネル(株式会社福島放送)様(2017/8/17 夕方18時50分頃)

福島民友新聞社様(2017/8/18)

「残コン技術フォーラムin福島・金堀重機」開催します!(2017/8/22)
2017年8月2日 - お知らせ 生コン圧送

今日は私たちのお仕事の一つである「生コン圧送業」の技術に関する少しマニアックなちょっぴり長いお話です。

お付き合いください!

 

去る7月13日、福島県のお隣の新潟県は新発田の石井建材様にて行われた「残コン技術フォーラムin新潟・石井建材」に弊社社員3名で参加してきました。(ご参考:http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/_r2iwa_4.html

この「残コン技術フォーラム」は、いわゆる「残コン・戻りコン」と言われている、建設現場で仕方なくではあるけれど余ってしまう生コンの様々な課題について、技術で前向きに解決していきましょうという提案を行うものでした。私たちと同じように地域に貢献する地場の生コン製造業者さんや圧送業者さんが力を合わせて全国各地を回り技術を紹介するという取組に感心しておりました。それほど遠くない新潟県で開催とのことでしたので、早速そのデモを見てきました。

紹介されている技術は全部で4つありました。

技術の紹介に入る前に、この「残コン技術フォーラム」は47都道府県すべてで開催することをめざしているそうです。ならばということで、私たちも手を上げさせていただき、未定だった福島県での開催を決めていただきました。

「残コン技術フォーラム in 福島・金堀重機(第17回)」

8/22(火)13:00~15:00

@金堀重機本社(会津若松市町北町大字始字屋敷31-1)

参加費無料!

参加対象者:ゼネコン様、生コン製造業者様、生コン圧送業者様、その他関係者様

出席のご連絡は、こちら↓まで!

㈱金堀重機 電話:0242-32-3111、FAX:0242-22-4474、(担当:春田)

下記URLから、主催者「残コン技術フォーラム事務局様」のご案内が見られます。

http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_130.html

今回手を上げたのは、特別に何かを始めようということではなく、単純に多くの現場で先行材や残コンの処理に苦労しているからなのです。業種ごとで様々な課題がありますが、これを技術で解決していこうという動きと、その普及に少しでもお力になれたらと思います。

さて、それでは以下に、それぞれの技術を簡単にご紹介させていただきます。

製品の製造者やこの普及活動の第一人者であるGNNの宮本さんのブログなどのリンクもご参照ください。

http://www.nr-mix.co.jp/econ/

①モレステ

生コン圧送を行う際、コンクリートポンプ車の配管(生コンを通すところ)の中で生コンに先行して通さなくてはならない「潤滑剤の役割を果たすモルタル」の代わりになるものです。こうした潤滑剤がなく生コンを通そうとすれば、乾いた配管に水分を持っていかれて生コンが管の中で閉塞してしまうため先行材が絶対に必要になります。

これにより、生コン製造プラントでモルタル0.5㎥を発注する必要がなくなるため様々なメリットが考えられます。ちなみに「モレステ」という名前は、”mortar less technology”からとられたものです。

この原料は廃棄物でしかなかった生コンスラッジを利用してできており、比重が軽いためしっかり先行するし、新たに石灰からセメントを作り出しているわけではなく環境にやさしい。またピンク色に着色されているので、生コンと混ざっているかどうかの判別がつき、先行材からの切り替わりがしっかりと確認できます。先行モルタルに比べれば少量で済むため準備や片付けの作業効率も向上します。

新潟会場では、残念ながらポンプの手配がつかずデモが見られませんでしたので、福島会場にご期待ください。

タケ・サイト㈱ https://www.takecite.technology/

②セルドロン

地盤改良などにも使える、紙を原料(セルロース繊維)にした粉末。高い吸水性を利用し汚泥や土砂などの流動性を瞬時に低下させることができます。当然、生コンの水分も吸収しますので、生コンにセルドロンを加えて撹拌すると固体化して砕石に「返ります」。原料は紙なので環境負荷のないリサイクル製品です。

新潟会場ではスコップで撹拌されていくセルドロンのデモを見せていただき感動いたしました。福島会場でもご期待ください。

㈱グロースパートナーズ http://www.gpgp.tokyo/index.html

③R2(アールツー)

コンクリートポンプ車のホッパ(ポンプ車後部にあるミキサー車から生コンを受けて溜めておくところ)内の残コンに「処理剤」を直接投入し、同じくポンプ車についている撹拌羽根の回転や圧送装置の逆転で90秒程度練り混ぜる。すると同様に水分がなくなって排出ドレーンから砂や砂利がパラパラと出てくることになります。R2はReduce、ReuseのRが2つからきていてい、産廃としての残コンを減らし、再利用することを勧めています。このR2は我らが全圧連(一般社団法人全国コンクリート圧送事業団体連合会)で取り扱う予定で準備が進んでいるとのことです。

新潟会場では、同じくポンプ車の手配がつかなかったためデモが見られませんでした。今回の4技術のうち圧送業者にとっては作業負荷軽減、現場にとっても後処理の手間が減り、廃棄物が利用価値のあるものになるという期待度の大きい技術です。福島会場に期待ですね!

全圧連 http://www.zenatsuren.com/ (※R2の紹介ページはなく、これからのようですね。)

④IWAシステム

生コン車に余った残コンをミキサー車のドラム内、または専用のピットに溜めて撹拌し、骨材にする技術。JIS規格外の製品になりますが、その骨材を再利用した再生生コンの原料に使うことができます。

新潟会場のデモでミキサー車のドラムに投入し2分ほど高速撹拌して骨材が出てくる様子を見てきました。ミキサー車が回っているときは中で生コンが流れていると独特の音がしますが、高速撹拌後耳を澄ませてみると、水分を失ってバラバラと動く骨材の音を聞くことができます。そして、見事シュートから落ちてきます。圧巻です。ぜひ福島会場で体感してください。

http://www.nr-mix.co.jp/econ/

ということで、残コンにまつわる4技術のお披露目にはるばる会津までお越しくださる方々がいらっしゃいます(静岡県や福井県や東京都などから!)。皆さまの気概に応えるべく、福島県のすべての生コン関係の皆様のご参加をお待ちしております。また、ご興味のある方は、ご一報いただけますと準備する側の期待値も高まってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

(再掲)

「残コン技術フォーラム in 福島・金堀重機(第17回)」

8/22(火)13:00~15:00

@金堀重機本社(会津若松市町北町大字始字屋敷31-1)

参加費無料!

参加対象者:ゼネコン様、生コン製造業者様、生コン圧送業者様、その他関係者様

出席のご連絡は、こちら↓まで!

㈱金堀重機 電話:0242-32-3111、FAX:0242-22-4474、(担当:春田)

下記URLから、主催者「残コン技術フォーラム事務局様」のご案内が見られます。

http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_130.html

福島建設工業新聞様にとりあげていただきました(2017/7/31)

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